ノビーゼ® パジャマ研究員の みわ です。

前回の記事では、“ノビーゼ®” がなぜ伸びるのか、その仕組みについてご紹介しました。

では、その「伸び」は、どれくらいがちょうどいいのでしょうか。

実は、パジャマにとって大切なのは、「たくさん伸びること」ではありません。

今回は、眠るための服に必要な “ちょうどいい伸び” について考えてみます。

 

動きやすいパジャマって?

動きやすいパジャマ

「伸びる=動きやすい=快適」

そう感じる方も多いかもしれません。

たしかに、日中の服であれば、よく伸びることは大きなメリットです。
屈伸や伸び、ひねりなどの体の動きにしっかりついてきてくれるため、ストレスなく過ごすことができます。

ですが、眠るときの服は少し違います。

睡眠中の私たちの体は、長い時間同じ姿勢で過ごしながら、ときどき無意識のうちに寝返りをしています。
そのため、「動きやすさ」だけでなく、「同じ姿勢でじっとしているときに違和感がないこと」も同じくらい大切です。

だからこそパジャマには、強いストレッチ性とは少し違う視点が必要になるのです。

360°ストレッチパジャマは快適?

寝返りしやすいパジャマ

よく伸びる生地は、体の動きにぴったり沿います。
一見すると理想的ですが、眠っているときには、別の違和感につながることがあります。

たとえば寝返りをしたとき、体の下敷きになった生地が、そのまま押しつぶされたような状態で残り、ごちゃっとまとまってしまう。
そして、それが背中や腰の下でゴロゴロとした違和感になる。

こうした経験に心当たりがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

これは、生地がよく伸びることで、変形し、そのまま体の下に留まってしまうためです。
つまり、伸びすぎる生地は元に戻りにくく、寝返りのたびにゴロゴロとして小さな引っかかりになってしまうのです。

伸縮性がないパジャマの弱点とは?

一方で、伸びない生地にも課題があります。
生地がまったく伸びないと、腕を動かしたときや、寝返りをしたときに、引っ張られるような感覚が生まれます。

体の下敷きになっている生地は、体を少し浮かせないと動きについてこないため、動きが制限されるように感じたり、こすれやつっぱりとして違和感になることがあるのです。

前回までの記事でお伝えしてきたように、ガーゼのやさしさは本来、軽くてふんわりとした肌触りにあります。

ですが、寝返りの瞬間にこすれやつっぱりを感じると、せっかくの心地よさも持続しません。

つまり、伸びなさすぎても、眠りの中では小さなストレスになるということです。

ガーゼパジャマの “ちょうどいい伸び” とは?

では、どのくらい伸びるのがちょうどいいのでしょうか。

実はこれを、数値で明確に示すことはできません。

生地の伸びは、伸び率だけでなく、戻り方ややわらかさ、着用時のゆとりなど、さまざまな要素が組み合わさって決まるためです。

だからこそノビーゼ® では、「どれくらい伸びるか」ではなく、「どんな状態が心地よいか」から考えました。

たどり着いたのは、次のようなバランスです。

動いたときに、つっぱらない
じっとしているときに、まとわりつかない
動きが終わったあとも、違和感が残らない

この条件を満たすために、横方向にだけ少し伸びる構造を採用しています。

必要な動きにはやさしくついていきながら、それ以上には主張しない。
そんな「ちょうどいい伸び」を目指しました。

 

“ちょうどいい伸び” って、こういうこと。

動きやすいパジャマ

パジャマにとって大切なのは、ただよく伸びることではありません。

動きやすさと、じっとしているときの違和感のなさ。
その両方が揃ってはじめて、眠るための心地よさにつながります。

伸びすぎず、伸びなさすぎず。

そのあいだにある、“ちょうどいい伸び”。

それが、ノビーゼ® の考えるパジャマにふさわしい伸び方です。


次回からは、寝返りと快眠にフォーカスして深堀りしていきます。

 

 

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前回記事

ノビーゼ®はなぜ伸びるのか?ガーゼの常識を変えた仕組みとは|ノビーゼ® パジャマ研究室