寝返りって記憶にないもの

こんにちは。ノビーゼ® 研究員のみゆきです。

 

ここまで、ノビーゼ® の「伸びるガーゼ」についてお話してきました。
ノビーゼ® は、「ガーゼが少しだけ伸びたら、もっと寝心地がよくなるのでは?」
そんな発想から生まれた生地です。

 

その “少しのストレッチ” は何のためにあるか?
私たちは、その代表的な役割は「寝返りを妨げないこと」だと考えています。
では、みなさんは昨夜、自分が何回寝返りを打ったか覚えていますか?おそらく、ほとんどの方が覚えていないと思います。寝返りは、それほど自然で無意識なものです。

子どもたちの寝返りと成長

「寝返り」と聞いて、私が真っ先に思い出すのは子どもたちのことです。小さい頃、畳に布団を並べて寝ていたときは、朝になると布団からはみ出しているのは当たり前。なぜか頭と足が逆になっていたり、隣の人を蹴飛ばしていたり。ベッドになるといつのまにか足元のほうから落ちて泣きながら起きてきたこともありました。まるで眠っている間も冒険しているかのような寝相。子どもたちは大人に比べると本当によく動きますよね。


子どもたちが大人より寝返りを多く打つのには、いくつか理由があると考えられています。


①成長する体を守るため
②体温調節が未熟だから
③深い睡眠が多いから
④神経や脳が発達途中だから


つまり、子どもは眠っている間も成長のために身体を動かしているのです。

寝返り こども 和室 布団

大人の寝返りは眠り続けるため

大人になると寝返りは不要になるのでしょうか?
実は大人も一晩に20~30回寝返りを打っています。

私たちは眠っている間、何時間も同じ姿勢でいるわけではありません。無意識のうちに身体の向きを変えながら、眠り続けているのです。

寝返りには、主に次の3つの役割があります。

 

① 血流を保つ

同じ姿勢が続くと、体重がかかる部分の血流が悪くなります。
自分で姿勢を変えることができない方など平均的に2時間に1回は体制を変えるサポートが必要です。わたしも父の介護をした時に、夜中もサポートし続けないとすぐに褥瘡(床ずれ)になりかけて、寝返り(体制の変更)の大切さを痛感しました。寝返りは、その圧力を分散させる役割を担っているのだと、健康な時には気が付かない部分かもしれません。

 

② 体温や湿度の調整

人は眠っている間にも汗をかきます。寒さよりも暑さに人は敏感で、寝苦しさを感じるもの。
身体の向きを変えることで、こもった熱や湿気を逃がし、快適な環境を保とうとしています。

③ 筋肉や関節への負担を減らす

もし一晩中まったく動かなかったら、朝起きたときに身体がこわばってしまうでしょう。寝返りは、眠りながら身体をメンテナンスするための自然な動きなのです。

パジャマ屋IZUMM ノビーゼ®︎パジャマ ストレッチガーゼで寝返り

寝返りは睡眠中の大切な調整機能 

私たちは眠っている間、ただじっと休んでいるわけではありません。

 

身体は無意識のうちに向きを変え、熱を逃がし、圧力を分散しながら、自分自身を快適な状態に保とうとしています。寝返りは「眠りを邪魔する動き」ではなく、「眠りを続けるための動き」。記憶には残らないけれど、毎晩私たちの眠りを支えてくれている大切な働きなのです。

 

もし寝返りが大切なら、その寝返りを邪魔するものは少ない方がいい。私たちはそう考えています。寝具やパジャマは、眠りそのものを作ることはできません。でも、身体が自然に行おうとしている寝返りを妨げないことはできるはずです。

 

寝返りは無意識の動きだからこそ、パジャマのつっぱりや引っかかりを自分で調整することはできません。だから私たちは、寝返りを妨げにくい「少しだけ伸びるガーゼ」を目指しました。

パジャマ屋IZUMM ノビーゼ®︎パジャマ ストレッチガーゼを伸ばす様子

寝ている間に自分でできることは少なくても、眠る前の準備で整えられることはあります。

 

心地よい寝室環境を整えること。
自分に合った寝具を選ぶこと。
そして、身体の動きを妨げにくいパジャマを選ぶこと。

 

そんな小さな積み重ねが、毎日の眠りを支えてくれるのかもしれません。

 

「ガーゼが少し伸びるだけで、本当に違うの?」

 

次回は、寝返りとパジャマのパターン設計について、もう少し詳しくお話ししたいと思います。

 

 

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▶︎3つのノビーゼ® 勢揃い 

 

 

前回記事

パジャマの伸びはどれくらいが最適? 寝返りしやすい “ちょうどいい伸び” とは|ノビーゼ® パジャマ研究室

 

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