エアコンの風があたると古傷が痛む大口です。冷房がつらいので、夏でも出かける時は、羽織物やタオルなどを持っていないと怖いです。そんなふうに、夏は思いのほか、建物内が冷えすぎなことも多く、温度差に体が参ることも多々。そんな日中をやり過ごした夜、上手にクールダウンする方法を試行錯誤しています。
私がやめた「冷やしすぎ対策」

夏の夜、寝ようと思っても暑くて眠れない。エアコンの温度を高くすると、じっとしていても汗が吹き出てきて、寝返りばかりが増えていく。反対にエアコンの温度を低くすると、冷えすぎて目が覚める。そんな経験は、毎年のようにやってきます。
少しでも快適に眠りたいと、いろいろな対策を試してきましたが、その中でも「やめてよかった」と思っていることがあります。それは、体を直接冷やしすぎることです。
あるとき、SNSで「保冷剤を使うと涼しく眠れる」という情報を見かけました。なるほど、それは良いアイデアだと思い、さっそく試してみることにしました。硬くならないジェルタイプの保冷剤にタオルを巻き、枕の上に置いて寝てみたのです。ひんやりしてとても気持ちがよく、汗もすっとひいて、「これはいいかも」と思いました。暑い夜でも、これなら眠れそうだと期待したのです。
ところが、これが思わぬ失敗でした。翌日、後頭部と首の間あたりになんだか違和感があり、気づけば軽い低温やけどのような状態になってしまったのです。痒みも強く、しばらくの間とても不快でした。タオルを巻いたとはいえ、直接肌に触れる形で長時間冷やしてしまったことが原因だったのだと思います。暑いからといって、強く冷やせばいいわけではないのだと、身をもって実感した出来事でした。
この経験をきっかけに、「冷やすこと」よりも「冷やしすぎないこと」を意識するようになりました。暑い夜はどうしても、すぐに涼しくなりたいと思ってしまいますが、体を急激に冷やすと、かえって体調を崩したり、眠りが浅くなったりすることもあります。そこで私は、直接冷やす対策ではなく、部屋の温度や風の流れを整えるなど、やさしく体をラクにする方法に切り替えました。
暑くて眠れない夜は、「何を足すか」だけでなく、「やめること」を見直すのもひとつの方法です。冷やしすぎない、無理をしない、体にやさしい工夫を選ぶ。そんな意識に変えたことで、夏の夜の過ごし方が少しずつ変わっていきました。
暑い夜に始めた、体温を整える習慣

暑い日の楽しみのひとつといえば、冷えたビール。仕事や家事を終えたあと、「この一杯のために今日も頑張った!」と、つい飲みすぎてしまうという方も多いのではないでしょうか。
私自身も、暑い日は特に、いつもより多めに飲んでしまいます。しかし、アルコールは水分補給になるどころか、むしろ体の水分を奪いやすいといわれています。
実際に、寝る直前に飲んだ日は夜中に喉が渇いて目が覚めることもあり、眠りの質があまり良くないと感じるようになりました。そこで、寝る直前のアルコールをやめ、喉が渇いたときは水や常温の飲み物を飲むようにしました。すると、睡眠中に喉が渇いて起きることもなくなりました。
また、暑い季節はシャワーで済ませたくなりますが、できるだけ湯船に浸かるようにもしています。暑いからといって冷たいシャワーを浴びると、一時的には涼しく感じても、その後、体温が上がってしまうことがあると聞いたからです。
そこで、寝る1~2時間前には食事やアルコールを終え、ぬるめのお湯にゆっくり浸かる習慣を作りました。すると、お風呂から上がったあと、体温がゆるやかに下がり、自然と眠気が訪れるようになったのです。
さらに、寝室の環境も見直しました。エアコンの風が直接体に当たると、冷えすぎてしまったり、途中で目が覚めたりすることがあります。そのため、エアコンの風向きを調整し、扇風機やサーキュレーターを使って空気をやさしく循環させるようにしました。これだけでも、寝苦しさはかなり軽減されました。
寝具やパジャマも、通気性の良いものに変えたり、薄手のタオルケットや大判のバスタオルを使ったりと、少しずつ調整しています。
一つ一つは特別なことではありませんが、こうした小さな工夫の積み重ねが、夏の夜の過ごし方を大きく変えてくれました。暑い夜は我慢するのではなく、体温や環境を整えること。そう意識するだけで、眠りの質は少しずつ変わっていくと感じています。
寝るときの服装は思った以上に重要

夏の睡眠で意外と見落としがちなのがパジャマ。
私、以前はTシャツにジャージのハーフパンツで寝ていました。ところが、ジャージ素材は意外と暑いということに、パジャマを購入してから気づきました。運動用なので、動きやすさは良いのですが汗をかくと肌に張り付いたり、熱がこもったりするような気がします。
人は、寝ている間にコップ1杯分の汗をかくとも言われています。つまり、寝るときの服が体感温度に大きく影響するのです。そこで、夏用のパジャマを意識して選ぶようにしました。ゆったりしたサイズ感、通気性のよい素材、汗を吸ってくれる生地。エアコンをつけて寝るなら、手足が冷えないような長さも必要。
私が夏用パジャマとして最適だと思うのが、「ストレッチダンガリー七分袖レディースパジャマ」。肘膝が冷えないのに暑苦しくないちょうど良さが好きです。綿麻混でさらりとしていて吸汗性も抜群。さらに、ほんの少しの伸縮性があるので、寝返りもスムーズにできて夏のパジャマに最高なのです。
暑くて眠れない夜は、「やめる」「始める」を少しずつ増やしていくことで、自分にちょうど良い「快適さ」を見つけられると思います。
無理に我慢するのではなく、自分に合った方法を見つけること。それが、熱帯夜を上手に乗り切るための第一歩なのかもしれません。
あとがき
私の古傷は肘です。ママさんバレーをやっていて肘を捻挫し、当時は腕を曲げられないため自分の顔を触れないほどでした。今はもちろん治っているのですが、エアコンの風があたると、肘の内部の方が痛むのです。
なので、夏でも羽織物やタオルは持ち物として必須。現代は特に、温暖化の影響で暑い日が早い時期から長く続きますね。その分、エアコンを使う期間も長くなりがちなので上手に付き合う方法が必要な時代なのかもしれません。
▶︎綿麻混ストレッチダンガリー
https://www.pajamaya.com/c/0000000408
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在宅ワークと梅雨のだるさの関係性と対策|快適暮らしのひと工夫



