ノビーゼ® パジャマ研究員の みわ です。

前回の記事では、私たちが自信を持ってお届けしている「伸びるガーゼ “ノビーゼ®”」の本質について研究しました。

 

さて今回は、

・そもそも “ガーゼ” って何?

・“ガーゼ” がパジャマによく使われるのはなぜ?

 

という疑問から、“ガーゼ” について考えてみようと思います。

 

ガーゼ

そもそも “ガーゼ” とは?

 

布には大きく分けて以下の3種類があります。

 

1. 糸を織ってつくる「織物」
経糸(たていと)と緯糸(よこいと)を交差させてつくられるため、基本的には伸縮性がない。

 

2. 糸を編んでつくる「編み物」
糸をループ状にひっかけ、輪を連ねて作られる。ループになっている糸が楕円形に引き伸ばされるため、生地が伸びる。

 

3. 繊維を絡ませてつくる「不織布」
繊維を織ったり編んだりせず、熱や接着剤、物理的な摩擦でランダムに結合させたもの。

 

“ガーゼ” は「織物」の一種で、その中でも、糸と糸の間を広めにあけてやわらかく織られているものを指します。

なぜパジャマに使われるの?

 

なぜ “ガーゼ” はパジャマの生地として昔から使われてきたのでしょうか。

 

理由は、とてもシンプルです。

パジャマは、長時間、直接お肌に触れる服だから。

 

眠るときやくつろぐときに着る服は、ストレスがないだけでなく、体や心の緊張を解くようなリラックスできるものが理想です。

 

ガーゼは、糸の間を広めにあけてゆるく織られているため、織り目の隙間や繊維の間に空気が含まれやすく、その空気がお肌と布のあいだで “クッション” のような働きをします。

その空気のクッションのおかげで、触れたときにわずかに沈み、お肌にぴったり貼りつきにくい構造になっているのです。

 

結果、お肌に押し付けられる感覚や、こすれる感覚がやわらぎ、

 

・ふわっと軽く感じる

・お肌に当たっても刺激を感じにくい

・長時間触れていても疲れにくい

 

そんな肌触りになるのです。

ガーゼの織り構造から生まれるこの “肌触り” こそが、お肌にやさしいパジャマの定番としてずっと選ばれてきた理由なのでしょう。

ガーゼはパジャマにふさわしい

ガーゼって気持ちいい!

 

「ガーゼって気持ちいい」

そう感じたことがある方は、きっと多いと思います。

特に、ガーゼパジャマに袖を通した瞬間の気持ちよさは格別。お肌が弱い私も大好きな生地です。


やわらかい。軽い。ふんわり。

 

そう表現されることの多いガーゼですが、その気持ちよさは、ひとつの理由だけで生まれているわけではありません。

 

生地の中に含まれる空気が生み出すふんわり感や軽さ、お肌にそっと触れるやわらかさ。

いくつもの小さなやさしさが重なって、体からふっと力が抜けるようなあの感覚が生まれます。

だからこそ、多くの人が「ガーゼって気持ちいい」と感じるのでしょう。

 

洗濯でよりやわらかく

「洗うほどに、心地よくなる」って本当?

 

ガーゼ好きの方がよく口にするのが、「洗うほどに、やわらかくなる」という感覚です。

パジャマ屋IZUMMでも、ガーゼパジャマについてそのように説明しています。

 

ガーゼは、お洗濯を繰り返すうちに、生地が少し波打つようにふくらみ、平らだった面が “ゆるやかに立体的” になっていきます。

するとお肌との接触は、“面でべったり触れる” から “点でふわっと触れる” に近づきます。

生地がわずかに凹凸を持つことで、接触面積が分散されるからです。

この変化が、ガーゼ特有の「ふんわり感」を育てていきます。

 

「ノビーゼ®」のような2重ガーゼ(ダブルガーゼ)や3重ガーゼなどの多重ガーゼになると、生地と生地の間に空気の層ができるので、この「ふんわり感」をより顕著に感じられます。

でも、ガーゼパジャマが “惜しい” と感じる瞬間

 

ただ、ここでひとつ。
ガーゼの肌触りはやさしいのに、「なぜか落ち着かない」「少し疲れる」と感じることがあります。

触れた瞬間は気持ちいいのに、朝になると、なんとなく違和感がある。

その原因は、多くの場合、肌触りではなく “動いたときの感覚” です。

 

・どこかが引っ張られる

・お肌がわずかに引きずられる

・つっぱる感覚が出る

 

寝返りを打ったときや腕を上げたときに生地が伸びないと、このように感じることがあります。

つまり、ガーゼの「やさしさ」は十分あるのに、動きの瞬間に、そのやさしさが途切れてしまうのです。

 

伸びるガーゼ

伸びるガーゼは「やさしさが続く」肌触りへ

 

そこで、「伸びるガーゼ」の “ノビーゼ®” です。

 

伸びるガーゼは、肌触りそのものを派手に変えるのではなく、ガーゼのやさしさが “途切れない” ように考えています。

 

体を動かしたときに、生地がほんの少し伸びて、お肌を引っ張る感覚を減らしてくれる。

すると、ガーゼの良さである軽さやふんわり感、刺激の少なさが、寝返りの瞬間にもそのまま保たれます。

 

そしてもうひとつ、大切なこと。

それは、伸びるしくみを持ちながら、お肌に触れる部分は “綿100%” であること。

 

やわらかさや安心感はそのままに、動きにだけ、そっと寄り添う。

ただ「やさしい」ではなく、“やさしさが続く”。

 

ここが、伸びるガーゼの大きな特徴です。

優しさ

やさしさは、眠りの土台になる

 

私たちの皮膚は、体の中でいちばん大きな臓器と言われることがあります。

表面積が大きく、眠っているあいだもずっと外界に触れ続けて、いろんな刺激を受けている部分です。

 

だからこそ、皮膚に直接触れている布のやさしさは、思っている以上に体に影響します。

 

綿という天然素材の安心感。

空気を含んだガーゼのやわらかさ。

 

お肌が押されにくく、こすれにくい、皮膚へのストレスがない状態が維持されると、体は無意識に力を抜きやすくなります。

 

それは小さな感覚の差かもしれません。

でも、その小さな差が、眠りの質を静かに左右しているのではないかと、私は感じています。

肌触りは、触れた瞬間から、眠りへつながっている

 

ガーゼの気持ちよさは、まず、お肌に触れた瞬間に伝わります。

 

「あ、気持ちいい」

 

その最初のインパクトは、とても大きいものです。

 

でも本当の心地よさは、その瞬間だけで終わりません。

着て、動いて、眠るあいだも、やさしさが続いていくこと。

 

その積み重ねが、体をゆるめ、眠りへとつながっていくのではないかと、私は考えています。

 

快眠は、特別なことから生まれるのではなく、触れているもののやさしさから、静かに始まっているのかもしれません。

 

 

次回は、 “ノビーゼ®” がなぜ伸びるのか、その仕組みについて深堀りしていきます。

 

 

 

 

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前回記事

私たちの唯一無二、「伸びるガーゼ」の本質について考える|ノビーゼ® パジャマ研究室

 

次回記事

ノビーゼ®はなぜ伸びるのか?ガーゼの常識を変えた仕組みとは|ノビーゼ® パジャマ研究室