こんにちは。ノビーゼ® パジャマ研究員のまきこです。

パジャマを選ぶとき、皆さんはどこを気にされますか?

肌ざわりや素材、デザイン、サイズ感……。
さまざまなポイントがある中、前回までのお話では「眠りに大切な寝返りとパジャマの設計」についてお伝えしてきました。

今回は、パジャマを選ぶときにはあまり意識されないかもしれませんが、私たちがとても大切にしている「ウエストゴム」についてお話しします。 

ウエストゴム、無意識だけど意外と気にしているかも

私たちは起きている間、ベルトやウエストゴムの締め付けを感じると、無意識に位置を直したり少し緩めたりしています。

でも眠っている間はそうはいきません。

しかも、お腹まわりは呼吸や寝返りによって常に動いている部分です。

日中は気にならない程度の締め付けでも、横になってくつろいだり眠ろうとしたりすると、意外と気になることがあります。

「なんとなく落ち着かない」
「お腹にゴムの跡がつく」

そんな小さな不快感も、眠る時間だからこそ感じやすいのかもしれません。

パジャマ屋IZUMM ノビーゼ®︎ UNO ゆったりルームパンツ ウエストを広げる様子

リラックスする時間だからこそ、お腹を締め付けたくない

パジャマは、身体を休めるための衣類です。

ウエスト部分は素肌に直接触れることも多く、お腹まわりには胃や腸などの内臓が集まっています。

体調や食事の影響も受けやすく、人によっては締め付けに敏感に反応する部分です。

だからこそ私たちは、パジャマではお腹まわりを必要以上に締め付けたくないと考えています。

眠りやくつろぎの時間を邪魔しないこと。

それが、パジャマ屋IZUMM がウエストゴムにこだわる理由のひとつです。

パジャマ屋のゴムは “2本どり”

一般的なズボンなどに使われるゴムは、平織りのしっかりとしたものが多く、伸縮力が強めです。

そのため、人によっては締め付けを感じたり、洗濯を繰り返すうちにゴムがねじれてしまったりすることがあります。

そこでパジャマ屋IZUMM では、細めのゴムを2本使う「2本どり」の仕様を採用しています。

1本の太いゴムで強く支えるのではなく、2本の細いゴムを使い、力を分散させることで、お腹への圧迫感を抑えながらも、強度と安定感を持たせています。  

パジャマ屋IZUMM ノビーゼ®︎ UNO パジャマ ウェストゴム 2本入り

体調を崩したときに気づいたこと

胃腸の調子が良くない日や食べすぎた日などは、普段以上にお腹まわりの締め付けが気になることがあります。

私自身も体調を崩した際に、それを実感したことがあります。
普段は適度なフィット感で安心している服のウエストが、そのときはとても敏感に感じてしまいました。

そんな中でパジャマに着替えたとき、お腹まわりが苦しくないことにホッとしたのです。

元気なときには当たり前に感じていた着心地も、体調が優れないときには大きな違いになるのだと実感しました。

眠ることや休むことが目的のパジャマだからこそ、こうした小さな快適さが大切なのかもしれません。

手間がかかっても譲れない理由

もちろん、この仕様は一般的なゴムを1本入れるよりも手間がかかります。

縫製工程も増えるため、コストも高くなります。

それでも、眠る時間やくつろぐ時間を少しでも快適にしていただきたい。

その思いから、この仕様だけは長年変わらず大切にしてきました。

パジャマ屋IZUMM ノビーゼ®︎ UNO パジャマ くつろぎの時間

生地によってゴムも使い分けています

さらに、生地によってパジャマの重さは異なります。

軽やかなガーゼ生地と、しっかり厚みのある生地では、必要なゴムの力も変わってきます。

そのため、実は2本どりのゴムも1種類ではありません。

生地の重さや特性に合わせてゴムの種類を使い分け、そのパジャマにとって最適なはき心地になるよう調整しています。

ゴムが伸びてしまったら

どんなに良いゴムでも、長くお使いいただくうちに少しずつ伸びてしまいます。

パジャマは毎日着るものだからこそ、ウエストゴムもまた消耗していく部分です。

生地はまだ十分着られるのに、ゴムだけが傷んでしまったために手放してしまうのはもったいない。

そんな思いからパジャマ屋IZUMMでは、ご希望のお客様に交換用の替えゴムをお送りしています。

お気に入りのパジャマを、できるだけ長く心地よく着ていただきたい。

長く愛用していただくためのサポートも、私たちのものづくりの一部だと考えています。

パジャマ屋IZUMM パジャマ ウエストゴムの変えゴムサービス

当たり前の着心地は、当たり前ではない 

ウエストゴムは、快適であればあるほど意識されない部分です。

ですが、「きつい」「跡がつく」「なんだか落ち着かない」といった不快感は、毎日の積み重ねで意外と大きなストレスになります。

普段は見えない部分ですが、毎日身につけるものだからこそ大切にしたい。

パジャマ屋IZUMMでは、こうした見えない部分にも工夫を重ねながら、眠りの邪魔をしないパジャマづくりを続けています。 

 

次回もパンツのお話です。

寝ている間に裾がめくれてしまい、「いつの間にか足首が冷えている」そんな経験はありませんか?

足首まわりは締め付けたくない。でも、めくれ上がるのも困る。

実はこの相反する悩みを解決するために、パジャマ屋IZUMMではパンツの裾にも工夫をしています。

次回は、「パンツの裾」へのこだわりについてお話ししたいと思います。

 

 

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前回記事

https://www.pajamaya.com/motto/nerumaga/column/13499/

 

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