“上質な睡眠”のためのパジャマ選び〜パジャマ購入体験記〜

2024.04.10

“上質な睡眠”のためのパジャマ選び〜パジャマ購入体験記〜

こんにちは。東京都出身、現在は横浜市に住んでいるライター、あき松です。

ハマっ子の夫と大学生の息子、カメ2匹と暮らしています。そして1年ほど前から実父の介護が本格化。もともと病弱な母との老老介護になっているため、私も昼夜問わず実家を行き来して手伝う日々です。

ライター業も長いので仕事自体には慣れているのですが、最近の最大の悩みは「昔より眠れなくなってしまった」こと。本当に困っています。

思い返せば原因はいろいろありそう

私は子どものころから特に寝つきのいいタイプでしたので、学生のころゼミ合宿などで「おやすみ3秒」と呼ばれているほどでした。友人のなかには早起きが苦手だからといって、翌日の洋服を着て寝る強者もいましたが……。何を着てもどこでもよく眠れる世代の特徴ですよね。

そういえば子どもが小さいころも、自分自身のことはどうでもよくなって、昼間もゴミ出しに出られる最低ラインの適当な服を着ていた気もします。夜は添い寝と称して朝まで寝落ち、なんていう日も。

子どもが成長し、自分自身の時間が増えると同時に、私は夜遅くまで原稿を書くようになりました。典型的なデスクワークなので、石のように固まったままタイピングしていると、新聞屋さんのバイクの音で、朝だと認識することもしばしば。

当初はさすがに眠かったのですが、身体も徐々に慣れてきました。しかし、それがいけなかったのかもしれません。30代後半ですでに体調がすぐれず、体重もあっという間に増え、自分が更年期という年代にさしかかってからは本当に寝付けなくなりました。

それからというもの、あまり夜遅くまで仕事をせずに早めに就寝したり、枕を調整したりと自分なりにいろいろ工夫してみる日々です。

昔より眠れなくなったことであまり夜遅くまで仕事をせずに早めに就寝したり、枕を調整したりと自分なりにいろいろ工夫

納得の一着を選ぶ愉しみ

今回、パジャマ屋イズムさんの「ストレッチ２重ガーゼパジャマノビーゼ“UNO”レディース」を注文・着用してみました。

私は普段から通販で洋服から食べ物までいろいろと買いますが、パジャマは初体験。そもそも自分に合うサイズが想像できなかったので、細かく書かれたサイズ表はありがたかったです。そして、すっかり横に広がってしまった私の体型に優しい（太め）サイズ……。（トール）もあるので、背が高い方でも安心ですね。私は163cmなので、LBサイズをチョイスしました。

そして私が長時間迷ったポイントは、カラーでした。主張しすぎず、でもあまり見かけないカラーリングもいくつかあって……。最終的にはもともと好きなモーヴ系に近い「オーキッドピンク」を選択。シンプルな無地なのに、サイズ×カラーでこれだけ組み合わせ豊富なのはありがたいことです。色違いで楽しんだり、家族とそろえたりできそう。

そして直接手に取って確かめられなくても大丈夫なように、購入サイトには丁寧に言葉を尽くした、細かいディテールの説明が。読むだけでも想像できて楽しかったです。

そんな中、私にとって唯一「伸びるガーゼ」というのが謎の存在でした。

昔からガーゼのハンカチやてぬぐい、赤ちゃんのおくるみなどは使っていましたが、伸びるイメージからは遠かった気が……。

想像できる部分、できない部分込みで楽しみに到着を待つこととしましたが、あまり考える間もなくすぐに手元に届きました。

届いたときの小さな感動

パジャマはコンパクトな箱に、きちんと包まれてやってきました。決して過剰包装ではないのに不思議です。そして同梱されたおたより(sommeil marche)と小冊子（ネルマガ）も、包装に負けないぐらい丁寧な読み物です。パジャマ屋イズムさんの想いは、こうして商品とともに伝わっていくんですね。

さっそく袋から取り出して触ってみると、予想以上の柔らかさに驚きました。これがさらっとしているのに、ふんわり。

（太め）の恩恵にあやかりつつ袖を通してみると、身体の動きを邪魔しない着心地に納得。ここで伸びるガーゼのすばらしさをようやく実感。たいていの寝相の悪さにも優しくつき合ってくれることでしょう。

そして、なんといっても軽い！ひどい肩こり持ちの私としては、ガーゼ地はとてもありがたいということにも気づかされました。

こちらの「ノビーゼ“UNO”」はスリーシーズン対応ということですので、それぞれの季節に応じて活躍してくれること間違いなしです。

パジャマ屋イズム　ストレッチ２重ガーゼ　ノビーゼ®︎ 長袖レディースパジャマ　スリーシーズン対応

身に着けてみて痛感したこと

実際に着用することで、もはや寝る前から快適なことを自覚した私ですが、そこで気づいたのが

・寝るための服をきちんと決めることが自分自身の心地よさにつながる

・今までは起きている時間を大切にしすぎた

ということ。

今までは「日中のパフォーマンスを価値あるものにするには、上質な睡眠があってこそ成り立つ」という考えを目にしたことがあっても、どこか他人事のように考えていたと思います。睡眠時間を削ったからといって捻出できるものではないことにもっと早く気づいていたら、生活サイクルも体調も早く整ったのではないか、と少し後悔しました。

大げさだな、と思われる方もいるかもしれませんが、更年期よりも前に体調を崩してしまった私にとっては貴重な発見でした。

次回は実際に使用した感想と、大切な方にパジャマをプレゼントしたいとお考えの方へのご提案をつづってみたいと思います。