今年の夏はなんだかびっくりするほど素早く過ぎ去って行ったような気がしますが…、皆さまは夏の疲れなど引きずられてないでしょうか?美味しい食養生で、食欲の秋を楽しめるといいですね!

重陽の節句

 

本日2026年9月9日(水)は、五節句の最後を飾る「重陽(ちょうよう)の節句」

五節句は古代中国の陰陽思想で、奇数は縁起の良い「陽の数」とされ、奇数の重なる日を節句としています。

1月7日…人日(じんじつ)七草がゆを食べて、1年の無病息災を祈る。

3月3日…上巳(じょうし)桃の節句/ひな祭り。女の子の健やかな成長と幸せを願う。

5月5日…端午(たんご)菖蒲の節句/こどもの日。男の子の健やかな健康と幸せを願う。

7月7日…七夕(しちせき)星まつり、笹の葉に短冊を飾り、願い事を。

9月9日…重陽(ちょうよう)菊の節句。菊の花をお酒や料理に使い、長寿や健康の祈願をする。

1年間に節句は5回あるのですね!菊酒

 

気になる栄養価

さて、重陽の節句にちなんで、菊花を使った料理を致しましょう。今回使った黄色い食用菊は「阿房宮(あぼうきゅう) 」最近では紫色の「もってのほか」なんかもポピュラーになってきています。

どちらの色も強い抗酸化力を持ち、ビタミンE、βカロテン、葉酸などのビタミンB群やポリフェノールの1種、クロロゲン酸を含んでいます。

もってのほかの紫色にはアントシアニンが含まれ、目の健康や老化予防、血流の改善、老化防止に役立つと考えられています。

食用の菊花が手に入らない場合は、乾燥した花を使います。売っているお店が少ないです。大型スーパーや百貨店などにあるかもしれませんが、問い合わせてからお出かけになる方がいいかもしれません。

私はネットで購入しています。

 

ゆり根は、のどや肌へ潤いを与える食材と言われています。秋の乾燥に備えておきたいですね。

また、イライラや不安感、リラックスしたい日にもお勧めの食材です。

また、胃腸の調子を整えて、滋養強壮の効果もある様です。夏の疲れに良さそうですね!

 

ゆり根と菊花のマリネ

菊花完成品 材料4人分

菊花(食用) 1パック(可食部約80g)(乾燥菊の場合も80ℊ)

ゆり根 1個(可食部約80g)

天然塩 適量

だし汁(無塩) 100㏄

酢 大さじ1

甘酢

酢(米酢か白ワインビネガー)大さじ3

はちみつ 大さじ2(お好みの甘さに調整)お好みの砂糖でも可

レモン汁 小さじ1/2

塩 少々

↑(すし酢でもOK。塩分はお好みで調整)

 

作り方

1.甘酢の材料を鍋に入れ、ひと煮立ちさせてから粗熱をとります。

2.ゆり根は1かけづつとり、茶色い部分などを切り取って、大きさを揃えて整える。

3.食用菊は花びらをむしり、芯の苦い部分を取って軽く水洗いし、湯を沸かした鍋にお酢(大さじ1)を  入れ、食用菊をさっと(10秒ほど)ゆでたら冷水に取り、水気をしっかり絞ります

☆干し菊の場合は、沸騰した湯に酢大さじを加え茹でます

4.だし汁を鍋で温め、塩少々を加えたらゆり根を入れて茹でる

5.ボウルに食用菊を入れ、甘酢を加えてゆるめてほぐしておく

6.ゆり根を加えたらジップ袋やアイラップなどに入れ、出来るだけ空気を抜いて密閉しておく

 冷蔵庫で半日ほど置くと食べごろに

☆干し菊の場合は、沸騰した湯に酢大さじを加えふんわりとするまで茹でます

 

菊の成分や香りはリラックス効果を高めてくれて、睡眠をサポートしてくれると言われています。

ゆり根には身体にこもった余分な熱をしずめ、精神を落ち着かせ、イライラを和らげる安眠効果があると考えられています。

お正月の一品にもいいですね。

もってのほかで作っても美味しいですよ!ゆり根もピンクに染まって、とてもキレイです!