こんにちは。
ノビーゼ® パジャマ研究員のすがちゃんです。
前回は、「良いパジャマは、なぜ高いのか?」というテーマでお話ししました。
私たちは、パジャマを単なる衣類ではなく、「睡眠環境を整えるもの」のひとつだと考えています。
そして、その睡眠環境を整えるための工夫の多くは、実はとても地味なものです。
・着ていて気にならないこと
・動きを邪魔しないこと
・蒸れにくいこと
どれも特別な機能には見えません。
しかし私たちは、そうした小さな積み重ねこそがパジャマの価値であり、価格にも反映されるものだと考えています。
今回は、その考え方にもつながる、「良いパジャマは、体が回復しようとするのを邪魔しない」
というテーマについて考えてみたいと思います。
私たちが考えるパジャマの役割
最近、「疲労回復パジャマ」や「リカバリーウェア」という言葉を目にすることがあります。
たしかに、毎日の疲れは少しでも軽くしたいものです。
私自身も、忙しい日が続くと「ぐっすり眠ってパジャマに疲れをとってもらいたい〜」と思うこともあります。(猫の手も借りたい状態)
ただ、私たちパジャマ屋IZUMMは少し違う考え方をしています。
パジャマそのものが疲れを回復させるわけではなく、
疲労を回復させるのは、あくまで私たち自身の身体であるということ。
眠っている間、身体は体温を調節したり、傷んだ組織を修復したり、脳を休ませたりしています。つまり睡眠とは、「何もしていない時間」ではなく、身体が回復のために働いている時間なのです。
だから私たちは「疲労回復」ではなく、「身体が本来持っている回復の力を邪魔しないこと」。
そのための環境を整えることこそが、パジャマの役割なのではないかと考えています。

人は寝ている間も忙しい
眠っている間の私たちは、じっと動かず休んでいるように見えます。
しかし実際には、一晩の間に何度も寝返りを打ち、汗をかき、体温を調節しています。
前回までの記事でもお話ししたように、特に「寝返り」は快眠のために必要な動きです。
もし、寝返りがしづらければ、身体はより大きな力を使って姿勢を変えなければなりません。
もし、汗や湿気がこもれば、身体は熱を逃がそうとします。
もし、寒ければ、体温を守ろうとします。
つまり身体は、眠っている間も休むために働いているのです。
だから私たちは、眠っている間の小さな負担を減らすことを大切にしています。
・寝返りしやすい設計
・つっぱりを減らす工夫
・お腹まわりの締め付けへの配慮
・裾のずり上がりを抑えるパンツ設計
一見すると、どれも地味な工夫ばかりです。
ですが、こうした小さな積み重ねが「身体が回復しようとする夜を邪魔しないパジャマ」につながるのです。

私たちが目指す「良いパジャマ」
例えば、夜中に暑くて目が覚めた経験はありませんか。
逆に、足元が冷えて気になったことはありませんか。
寝返りをしたときに生地がつっぱる。
汗をかいて肌に張り付く。
首元が気になる。
こうしたことは、一つひとつは小さなことです
しかし身体は、その小さな違和感にも反応しています。
体温を調整したり、姿勢を変えたり、無意識に布団を直したり。
本来は「休息=回復」に使いたい時間の中で、
身体は余計な対応をしているとも言えるかもしれません。
パジャマ屋IZUMMのパジャマは、「疲労回復パジャマ」ではありません。
「身体が回復しようとする夜を邪魔しないパジャマ」なのです。
一般医療機器ではないので、効果効能をお伝えすることはできません。
けれど、
・身体の動きを邪魔しない
・蒸れにくい
・肌に心地よい素材
「基本の『き』」の小さな積み重ねが、回復のための環境を整えていく。
朝起きたとき、パジャマのことは特に思い出さない。
でも、「なんだかよく眠れたな」と思える。
私たちは、その自然な快適さこそが、良いパジャマの価値なのではないかと考えています。
次回は、「良いパジャマは、なぜ布を惜しまないのか」について考えてみたいと思います。

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前回記事
良いパジャマは、なぜ高いのか?|ノビーゼ® パジャマ研究室





