はじめて絵本 その①

2021.04.15

はじめて絵本 その①

こんにちは。
スタッフのマキコです。
私は絵本が好きなので、絵本についてコトコト綴ってみようと思います。

 

私が絵本を好きになったのは大人になってからです。

子どもに読んであげたくて探しているうちに、「この絵好きだな」とか「この色合い好きだな」と思う絵本を見つけるようになったから。

当たり前ですが、絵本は物語とともにあるので、その内容と絵のイメージがマッチするとドキッとするくらい嬉しくなります。

 

絵本は基本的に子ども向けなので文章が短くて、視覚からも世界が飛び込んでくるから大人でも「無」になって楽しむことができます。

そうは言っても忙しくてそんな機会はつくれないという「頭が疲れている」時こそ「よいしょ」と絵本を開いてみてください。

「無」になって好きな感じの絵を見るだけで、何かが洗われる気分になります。

 

さて、
今日は0歳から読める「はじめて絵本」として、こちらをご紹介します。
先日も一歳になる子の誕生日にプレゼントしました。

『きんぎょがにげた』
作:五味太郎
出版社:福音館書店

 

ストーリーは簡単で、金魚鉢から逃げ出した金魚が色々な部屋に移動して、その部屋にあるものに紛れて隠れます。それを見つけるとまた違う部屋に逃げ出しては隠れるというお話し。

カーテンの模様だったり、お花だったりおもちゃだったり上手に隠れるのです。

 

五味太郎さんの絵は色と線がとてもキュートで、この絵本のピンクの金魚には一目惚れでした!
ページをめくるたびにカラフルな絵が広がり、その中でピンクの金魚を見つけたらワクワクするしかありません。

それが小さな赤ちゃんだったら、きっと絵の中を指さしながら読んでくれた人に笑顔を向けるのでしょうね。
そんなことを想像すると、また違った意味で癒されます。

 

それと、この絵本の魅力をもう一つ。
この絵本は発売されて40年経つそうで、今では滅多にお目にかかれないダイヤル式の黒電話が登場します!子どもは「これ何?」と言いそうですが、少し年齢の高い人なら懐かしくてキュンキュンしますよ。

パジャマ屋IZUMMの猫と 絵本 「きんぎょがにげた」

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