「ダメだとわかっているけど」食べてしま う間食をなくすには?

2021.04.05

「ダメだとわかっているけど」食べてしま う間食をなくすには?

4月に入ってすっかり春っぽくなってきましたね♪

 

毎年この時期になると、

 

「夏に向けて痩せたい!」
「そろそろ引き締めたい!」

 

と、いう声をお客さまから多くいただきます。

 

痩せるぞ!と張りきっていたお客さまが1ヶ月後にサンナナサロンに来店されて、

 

「オヤツがやめられない…」
「自分に甘い…意思が弱い…」
「食べないとイライラしてしまう…」

 

などなど、自己嫌悪に陥ってしまう場合がけっこうあります。涙

 

今日はこの、

 

「ダメだとわかっているけど食べてしまう」

 

についてお話ししようと思います。

 

結論から先に言いますが、、、

 

低血糖という症状を無くすと!

 

この「ダメだとわかっているけど」が無くなると私たちは思っています。

低血糖の症状を無くすと間食はなくなる

サンナナサロンのコア知識の【TOP2】

私たちはサンナナサロンで科学的な体質改善プログラムをお客様にご提供しています。

 

その中でお客様にはしっかり学んでいただくんですが、その私たちの学びの中のコア知識のツートップが「貧血」と「低血糖」なんです。

 

貧血については前回にお話ししましたよね♪

 

今日は二つ目、低血糖についてのお話しです。

 

皆さん、、、

 

「血糖値」

 

って聞いたことありますか?

 

「あ~健康診断で血液検査で計るやつね~血糖値が高いとダメなんでしょ」

 

という感じで認識しておられる方は多いんじゃないでしょうか(笑)

 

ざっくり言うと…半分は合っていて半分は間違っています!

血糖値とは、血液中の糖分の値をあらわしたもの

詳しく説明していきますね。

 

血糖値とは読んで字の如く、血液中の糖分の値をあらわしたものです。

 

すごく簡単に言うと、、、

 

私たちが食事で食べたものが消化吸収されて、糖分として血液に乗せて全身に運ばれるようなイメージです。

 

糖分は私たちのカラダにとってのエネルギーです。つまり私たちのカラダは、糖分というエネルギーを血液に乗せて全身に運ぶことで生命活動を行っているんですよね。

 

ここで!

 

要注意ポイントひとつ目!です!

 

血液検査とかで血糖値が数字として教えてもらえると思うんですが、その数字だけ見て「あ~私は血糖値が高いなあ」って思うのは要注意です。

 

なぜかっていうと、、、

 

上記の理由から血糖値は私たちが食べたものを反映して一日中!上がり下がりしています。

 

「血糖値は血液検査で教えてもらう一定の数字」

 

っていうのは大間違いなんですよね。

 

下の図のように血糖値は一日中、上がり下がりを繰り返しています。

日中における血糖値の正常なカーブ

そして!

 

要注意ポイントふたつ目!です!

 

「高血糖」

 

っていうのはイメージがつきますよね。血糖値が高い状態で、お医者様に糖尿病になりますよ、って注意されちゃうやつです。

 

じゃあ、、、

 

「低血糖」

 

というのはどういうことでしょう?

 

私たちサンナナサロンでは低血糖というのを下図のように、

 

●日中の血糖値の上がり下がりが必要以上に大きい状態

 

というように定義しています。

 

低血糖とは(高血糖とは逆の)ずっと血糖値が低い状態ではないんですよね。

 

日中の血糖値がギザギザ!

 

ジェットコースターのように急上昇と急降下を繰り返している状態のことをいいます。

24時間を通して血糖値は乱高下している

「ダメだとわかっているけど」食べたくなってしまう理由

脳のエネルギー源は糖分(ブドウ糖)です。

 

上図のように、一日の中で血糖値が極端に低い状態があると、脳はエネルギー不足を起こしてしまいます。

 

エネルギー不足を起こした脳は「エネルギーを送ってくれよ!」という指令をカラダに出します。

 

指令を受けたカラダは大急ぎで対応しようとします。
(だって脳はカラダでいちばん偉いですので汗)

 

血糖値の上げ方は2つです。

 

●糖質を食べる
●アドレナリンを分泌させる。

 

この2つの方法のどちらか、または両方で一気に血糖値を上げます。

 

順番に説明していきますね。

血糖値のあげ方

まず、糖質を食べる。

 

これは分かりやすいですよね。チョコレートやクッキー、パンなどを食べたりすると糖が吸収され血糖値がぐぐぐーんと上がります。

 

血糖値が上がると脳にエネルギーが送られますので脳は安心します。

 

ちなみに、この「脳が安心する」感覚の元になっているのがエンドルフィンという脳内物質です。

 

エンドルフィンは脳内麻薬とも呼ばれています。エンドルフィンが作ってくれる快感が忘れられなくって、私たちはついつい甘いものに手を伸ばしてしまうわけです。

ケーキ 血糖値のあげ方 甘いものを食べる 脳内麻薬のエンドルフィン

次に、アドレナリンの分泌です。

 

私たちのカラダは刺激を受けるとアドレナリンが出るように設計されています。アドレナリンが出ると血糖値が上がります。

 

例えば、熱いシャワーを朝に浴びること。

 

寝起きでぼーっとした頭に、熱いシャワーという刺激を与えるとアドレナリンが出るわけです。

 

アドレナリンが出ると血糖値が上がりますので、脳にたくさんのエネルギーが送られます。

 

エネルギーを送られた脳はシャキっとしますので!スッキリした気持ちで一日を始めることができるという訳です。

血糖値のあげ方 暑いシャワーを浴びる アドレナリン

また例えば、熱々の激辛キムチ鍋がどうしても食べたい!っていうときは脳が疲れて血糖値が下がっているのかもしれませんね。

 

熱いのも辛いのもカラダにとっては刺激ですから!アドレナリンが一気に血糖値を上げてくれます。

辛いものを食べたいときは脳が疲れている アドレナリンで血糖値をあげる

このように、私たちが甘いものや刺激があるものを「ダメだとわかっているけど」食べたくなるのには理由があるんですよね。

 

●血糖値スパイクとも呼ばれる低血糖症状
(日中の血糖値が乱高下する状態)

 

●脳が疲れてエネルギーを求めている状態

 

このような土台があるので、私たちは「ダメだとわかっているけど」ついつい食べてしまう…ということが出来ると思います。

血糖値の動きと摂取したくなる食べ物の関係

まとめ

体質改善を通して「ダメだとわかっているけど」の根本的な理由を無くせば、、、!

 

間食を食べたくなくなったり、甘いものが欲しくなくなったりすると私たちは考えています。

 

低血糖症状を改善すること!

 

で、甘いものが欲しくなくなって夏に向けた食事のコントロールがしやすくなるんじゃないかな?って思っています。

 

 

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