2024年6月、「睡眠健康指導士 上級」取得のミッションを何とかクリアし、2025年春に行われる国家試験「あん摩マッサージ指圧師」の勉強に心のモードを切り換えたばかりというタイミングで私は見てはいけないものをてしまいました。

指圧

それは『第1回あん摩マッサージ指圧甲子園』大会開催の案内で私が通う専門学校内の掲示板に貼られていたこの告知になぜか反応してしまいました

思い出すと、詳しい内容よりも「甲子園」という言葉に引き寄せられてしまったといえるでしょう。

「運良く」というか「運悪く」というか、このチラシを見ていた時に校長が通りかかりました。校長は学校から誰かチャレンジして欲しいと期待していたようで、「熊坂さん、出てみない?」とお声かけくださいました。

この大会への出場は各学校1名に限るとのこと

さすがにその場では即答できず、大会要項などを確認してみました。

わかったことは、大会名こそ『あん摩マッサージ指圧甲子園』ですが、競技内容・審査基準は、明らかに「あん摩」中心に考えられており、「指圧」に特化した当校(浪越 日本指圧専門学校)から出場する場合は、その壁を乗り越えなければなりませんでした。

 

国家試験の勉強は更に遅れることが予想されいざ出場しても苦戦必至。それまでの人生ではこのようなチャレンジングなこととは無縁だった自分。

けれど、なにか挑戦してみたいという気持ちもあった私は、迷いに迷った末、勇気を振り絞ってチャレンジすることを決断しました

大会の賞状やトロフィー

当日行ってみると、想像を超える立派な大会で、北は北海道、南は四国、九州から24名もの学生が参加!想像を超える立派な大会が開催されました。

結果は、残念ながら力及ばず入賞は叶わず。(実は、心の底では入賞を目指していました!)

 

しかし、多くのものを得ることができました

「参加することに意義がある」という言葉はあまり好きではありませんでしたが、このような機会に恵まれ、まさに「参加することに意義がある」「行動することに意義がある」ということを強烈に実感したのです。

 

大会当日に経験した、とてつもない緊張感と、他校の学生たちとの技術交流の機会に恵まれた経験も大きな財産になりました

 

後輩にも、是非この貴重な機会を体験してもらいたいと思います。そして、将来多くの出場希望者で校内予選が盛り上がるような状況になれば面白いな〜などと勝手に妄想しています。

 

参加を後押しして下さった校長、練習にご協力くださった先生方、練習に付き合ってくれた仲間たちにあらためて感謝の気持ちで一杯です。ほんとうにありがとうございました。