
2018.07.23
夏の夜に半袖パジャマはNG? 〜夏でも長袖パジャマをオススメする理由〜
夏の夜、寝苦しくて何回も起きてしまうという人はいませんか?
エアコンをタイマーでつけていても、夜中にタイマーが切れたとたん部屋の温度が上がって起きてしまうという人もいるかと思います。
私も夏の夜は苦手で、少しでも涼しく過ごすために、半袖のパジャマを着て寝るのがあたりまえだと思ってこれまで過ごしてきました。
でも、以前テレビで『夏の夜にやってはいけないこと』として、半袖パジャマを着て寝ることが話題になっていて、ビックリしてしまいました。
夏場の半袖パジャマ、実はNGなのです!
半袖パジャマを着て寝ると涼しいような気がしますが、実はかえって体温調節がうまくいかないそう。
その原因は肌の露出が多いと汗を吸収できないから。
寝る時に暑苦しくなる原因は、温度というよりも湿度が問題なのです。
ですから汗を吸収しない服装で寝ると、更に湿気が増えて蒸し暑く感じてしまうことになるのです。
更に、汗をかいてそのままにしておくと、ひじやひざの裏にあせもができてしまったり、身体が冷えて寝冷えを起こす原因にもなってしまいます。
他にもある、夏でも長袖パジャマが良い理由
肌の露出が多いと、布団の中のダニやカビが増えてしまう危険性があります。それは寝ている間にかいた汗や角質をパジャマではなく、直接寝具に染み込ませてしまうことになるためです。
確かに、シーツやタオルケットに直接腕が触れれば、腕の汗や角質はシーツやタオルケットに付いてしまいますよね。
この状態で毎日過ごしていると、寝具がダニやカビの温床になってしまい、布団の寿命を縮めてしまう原因にもなります。
更に、ダニやカビが原因で、肌トラブルやアレルギーを引き起こす危険もあるとのこと。
言われてみれば納得ですよね。
肌の露出が多いということは、寝具に直接肌が触れていることになります。どれほどきれい好きな人でも、毎日毎日シーツやタオルケットを洗っている人は少ないでしょうし、そうなると、どんどんダニやカビが増えてしまうのも分かる気がします。
考えてみたら、ちょっと怖い気もしてきました。
お風呂上りなどはついつい半袖で過ごしたくなってしまうものですが、私も寝る前には長袖パジャマに着替えてベッドに入るようにしようかなと思っています。
タイマーで消すのは絶対NG! エアコンは朝までON!
実は、エアコンをタイマーにして寝るのがいちばん良くないのです。
エアコンをつけっぱなしで寝ると身体に悪そうで、ついつい眠ったあとに切れるようにタイマーをセットしがちですが、夜中に暑さで目覚めることの方が身体に悪いのです。28度ぐらいの高めの設定温度でエアコンを朝までつけっぱなしにして、しっかり熟睡する方が身体には良いのです。
最近の住宅は気密性が高いので、昼間に太陽の光にさらされた壁が熱を吸収したまま夜になってしまい、常に熱を発し続けてしまいます。そのため、エアコンをつけている間は涼しくなったように感じた部屋も、エアコンが切れるとあっという間に温度が上がってしまうんです。
電気代のことには少し目をつぶって、真夏の間はエアコンを上手に使うのがおすすめです。エアコンを朝までつけておけば、湿度も下がって快適に眠ることができます。
だけど思いがけず部屋が冷えすぎてしまうこともあるかもしれません。
そのようなことを考えてみても、寝る時には半袖のパジャマよりも長袖のパジャマを着ているのが安心です。
ちなみにお風呂に入る時間帯は、寝る直前よりも寝る1時間ほど前の方が良いと言われています。
お風呂に入って温まった体は、1時間ぐらいで体温が下がり始め、この下がるタイミングで寝るのがいちばん眠りにつきやすいんだとか。
お風呂から上がったらしばらくのんびり過ごして、エアコンを弱く効かせた状態でゆっくり眠るというのが理想的。
もちろんその時には、長袖パジャマがオススメです。