実家がハウスクリーニング業を営んでいてノウハウがあったため自分も最初はハウスクリーニング業で起業した大口です。今はフリーライターとして仕事をしていますが、掃除のプロだったことは生活の中で今も生きています。そんな元掃除のプロが提案する、GWの大掃除についてお伝えします。

GWに大掃除をすると良い理由
大掃除といえば年末。そう思い込んでいませんか?けれど本当にそのタイミングが、今の自分の体力や暮らし方に合っているでしょうか。
年の瀬はとにかく忙しい。仕事納め、年賀状、帰省の準備。気持ちも予定も詰まり、ただでさえ慌ただしい時期の上、そこへ寒さが加わります。冷えたキッチンで換気扇を外し、油汚れと格闘するのは、想像以上に体力と精神力を使います。気温が低いと油は固まりやすく、汚れも落ちにくいのが厄介です。
さらに、カーテンなどの大物も洗濯しても乾きにくい。頑張っているのに思ったようにサクサクと掃除が進まないのが年末大掃除のつらさです。
特に50代になると、「気合いで乗り切る」が難しくなります。翌日に疲れを持ち越したり、腰や肩に違和感が残ったり。暮らしを整えるはずの大掃除が、体を酷使するイベントになってしまっては本末転倒です。
そこで見直したいのが「大掃除のタイミング」。実は、気候が安定し窓を開けて気持ちよく換気ができるGWの大掃除はとても理にかなっています。
換気扇の掃除をするのも油汚れがスムーズに落ちやすい。洗ったカーテンやラグも乾きやすいと、良いことがいっぱい。
新年度の慌ただしさが少し落ち着き、生活リズムを整え直す区切りにもなる時期です。大掃除は“年末の義務”ではなく、暮らしを軽やかにするための選択。
本来、年末の大掃除は1年の汚れを落とし、家をきれいにしたところで「年神様」をお迎えする行事。ですから、年末の大掃除をやめるのではなく、GWにやっておくことで年末がグッと楽になるという感じで取り組むのがベストなのです。

掃除のプロ直伝!「疲れない大掃除」
GWの大掃除は具体的に、いつ、どこから始めるのが良いのでしょうか。
まずはキッチン。私がおすすめする油汚れ掃除のワンポイントは「最初に濡らさないこと」です。いきなり、お湯や洗剤をかけないで、まずはある程度の油を不要な新聞紙やキッチンペーパーなどでぬぐいます。その後、薄力粉などの粉物を少量ふりかけ、軍手やゴム手袋をした手で優しく擦ります。すると粉が汚れを吸着してポロポロと取れます。魚を焼くグリルもこの方法がおすすめ。細かい部分は、乾いたブラシなどを使うとよりきれいになります。あとはお湯で流せば完成。汚れがひどくなければこれだけでも十分ですが、気になるようなら、ポロポロの汚れを落とした後、洗剤を使って洗ってもOKです。
冬場に固まった油と格闘するよりも、春から初夏にかけてのほうが、少ない力で落とせる。つまり、体への負担が軽いのです。
さらに見逃せないのが、カビ対策です。湿気が本格化する梅雨前は、キッチンや浴室、洗面所の掃除に最適なタイミング。換気をしながらしっかり乾かすことができるGWの季節に整えておくことで、梅雨のジメジメに備えられます。
真夏は暑さで体力を奪われ、やる気も削がれがち。だからこそ、GWの大掃除は“先回りの家事”として理にかなっているのです。
とはいえ、一気に全部やる必要はありません。「年末の大掃除みたいに完璧にしなくちゃ」ではなく、あくまでも年末が楽になるためと割り切って、自分の体に負担を残さないことを優先するのがおすすめです。

「頑張ったら休む」が鉄則
GW大掃除で大切なのは、「やり切ること」よりも「きちんと終わりを作ること」かもしれません。気候が良い分、つい、「もう少しできる」「ここも気になる」と続けてしまいがちですが、その積み重ねが疲労を残します。
50代の暮らしに必要なのは、頑張り続ける力ではなく、上手に止める力。だからこそ「今日はここまで」をきちんと作ることが大事なのです。
掃除道具を片付け、部屋着からパジャマに着替える。この動作が、思った以上に大きな意味を持ちます。着替えることで、脳と体に「もう働かなくていいよ」と伝えることができるからです。なんとなく過ごす夜と、意識して切り替えた夜とでは、休まり方が違います。
そんな休息スイッチを入れるパジャマは肌触りの良いものでしっかり休みたいもの。私のおすすめ「綿麻混ストレッチダンガリーパジャマ」は、コットンをベースに麻をブレンド。ソフトで優しい肌触りが最高。ストレッチも効いている特殊な布地は、横になったり伸びをしたり、寝ている間の寝返りなどの動きにもそっと伸びて体に寄り添ってくれます。このわずかなストレッチが着心地の良さを底上げしてくれるのです。
着心地の良いパジャマは昼の自分から夜の自分へと、静かにモードを変えてくれる存在です。ただの寝間着ではなく、今日を終わらせるための一着。大掃除で家を整えたあとの体をやさしく包み込みます。
整えたのは部屋だけでなく、自分のリズムや気持ち。着替えるという小さな儀式が、明日への余白をつくってくれます。
あとがき
元掃除のプロなので、どんなに汚れてもきれいにする自信はあります(笑) でも、やっぱりちょこちょこと日頃から掃除をしていた方が体力的にも精神的にも楽です。
年の半分くらい過ぎたところで一度、大掃除をしておくと年末が楽ですが、暑い季節に掃除をするのもしんどい・・・。ですので、GWあたりか秋の連休に大掃除はとてもおすすめですよ。実際に私もそうしています。無理しない範囲でぜひやってみてください。
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