
手足が氷のように冷たくなる「冷え性」。特に女性に多い悩みですが、実は手足だけでなく「お腹」の冷えに無自覚な方が増えているのをご存知でしょうか?
冬の寒さに関係なく、ふとお腹を触ったときに「冷たい」と感じるなら、それは内臓型冷え性のサインかもしれません。今回は、見落としがちな内臓型冷え性の原因から、睡眠の質や免疫力への影響、そして毎日をポカポカと健やかに過ごすための対策法をお伝えします。
目次
内臓型冷え性とは?あなたの体質をセルフチェック

内臓型冷え性とは、手足の表面は温かくても、体の深部である内臓が冷えてしまっている状態を指します。以下のような特徴に心当たりはありませんか?
- 顔色が悪い、疲れやすい:血流が滞り、全身に栄養が行き渡りにくくなっています。
- 平熱が低い:一般的な平熱(36.5度前後)に対し、36.3度以下の場合は内臓が冷えている可能性があります。
- 胃腸がデリケート:風邪をひきやすかったり、便秘や下痢を繰り返したりするのも特徴です。
なぜ冷える?内臓型冷え性の主な原因

内臓が冷えてしまう背景には、現代特有のライフスタイルが深く関わっています。
1. ストレスによる自律神経の乱れ
過度なストレスを感じると血管を収縮させるホルモンが分泌され、血流が悪化します。自律神経が乱れると体温調整機能がうまく働かず、十分な血液が内臓に届かなくなります。
2. 夏場の「冷え」の蓄積
暑い季節にエアコンの効いた室内で長時間過ごしたり、冷たい飲み物や食べ物ばかりを口にしたりすることも、じわじわと内臓を冷やす原因になります。
3. 運動不足による筋肉量の低下
筋肉は体の中で熱を生み出す最大の工場です。運動不足で筋肉が減ると熱を十分に作れず、さらにポンプ機能が弱まることで血行不良に拍車がかかります。
放っておくと怖い!冷えが招く体調不良のリスク

「たかが冷え」と侮るのは禁物です。平熱が下がると免疫力が低下し、思わぬ不調を引き起こすことが分かっています。
特にお腹が常に冷えていると消化器官への負担が大きく、女性の場合は子宮や卵巣などの臓器にも影響を及ぼし、生理痛の悪化や不妊の原因になることも。内臓を温めることは、自分自身の体への「最高の投資」と言えるでしょう。
今日からできる!内臓を温める4つの生活習慣

内臓型冷え性を改善するためには、外側と内側の両方からアプローチすることが大切です。
- 「温活」食事法:生姜、こしょう、トウガラシなどのスパイスは血行を促進します。夏場でも温かい飲み物を選び、内側から温めましょう。
- 「こまめ」な運動:ハードな筋トレよりも、ウォーキングやストレッチでじっくり体温を上げるのが効果的です。階段を使う、一駅歩くなどの習慣を。
- お腹を直接守る:寒さを感じなくても腹巻やカイロを活用しましょう。特におへその下にある「関元(かんげん)」というツボを温めると効果的です。
- 入浴で芯までリセット:シャワーだけで済ませず、湯船に浸かって深部体温を上げましょう。
【睡眠と冷え】パジャマで変える「深部体温」の整え方

パジャマ専門店として特にお伝えしたいのが、「寝ている間の冷え対策」です。睡眠中は体温が下がりやすく、この時に内臓を冷やしてしまうと、朝起きた時の倦怠感に繋がります。
「着る温活」で睡眠の質を高める
吸水性・放湿性に優れた天然素材のパジャマは、寝汗による「冷え」を防ぎます。特にダウンベストやダウンパンツのような軽くて暖かい衣料は、室内で過ごす時からお腹周りをポカポカと守ってくれます。
内臓型冷え性の改善には、締め付けのないパジャマが理想的です。血行を妨げないゆったりとしたウェアを選び、お腹を冷やさないように心がけるだけで、睡眠中のリカバリー効果は格段に上がります。「お腹が冷たいな」と感じたら、まずは寝室の装いから見直してみませんか?
冷え性に関するよくある質問(Q&A)
手足はポカポカしているのに、お腹が冷たいのはなぜ?
それが「内臓型冷え性」の典型的な症状です。血液が生命維持に重要な内臓ではなく、表面にばかり流れてしまっている、あるいは熱がうまく作れていない可能性があります。
冷え性改善に即効性はありますか?
食べ物や腹巻による温めはすぐに効果を感じられますが、体質改善には筋肉量を増やすことや自律神経を整える継続的な習慣が必要です。
パジャマの素材は何が一番おすすめですか?
通年では綿100%のガーゼ素材が、吸湿性と保温性のバランスが良くおすすめです。冬場の冷えが深刻な方は、空気をたっぷり含むダウン素材や裏起毛を上手に取り入れましょう。
自分を労わる「温かな時間」を

なんとなく体調がすぐれない、抵抗力が落ちた気がする……。そんな時は、そっと自分のお腹に触れてみてください。内臓を温め、平熱を少し上げるだけで、心も体も驚くほど軽くなるはずです。