めっくの健康レシピVol.19 ‟養生ごぼう”

2024.02.16

めっくの健康レシピVol.19 ‟養生ごぼう”

【養生ごぼう】

突然ですが、めっくはごぼうが大好きです。

炒め物(バルサミコ酢炒めがお気に入り)、煮もの、スープなどの汁物、炊き込みご飯、すりおろしてカレーにもと大活躍。

冷蔵庫にごぼうがないと不安になるほどです!

ごぼうにも旬がありますが、スーパーなどで年中見かける野菜なので、いつでも使えるのが魅力ですね!

今日ご紹介する【養生ごぼう】は、シンプルでありながら、様々な効能が期待できる幸せレシピ。

コトコトと煮るのがコツと言えばコツです。

体に溜まった老廃物を洗い流し、血の巡りを良くしてくれる日本に伝わる薬膳おかずです。

早速作ってみましょう!

 

材料

・ごぼう(1~2本)(今日は2本で300gでした)

・梅干し(添加物の入っていないもの)4個

・水 たっぷり

材料

↑材料はこれだけ!

 

作り方

  1. 鍋(金属のお鍋じゃない方がいいです)に、ごぼうと梅干しを入れる
  2. 最初は強火にし、沸騰したらごく弱火にし、コトコトと煮ていく
  3. 途中水が少なくなったら、適宜足していく
  4. スプーンで簡単に切れるようになったら出来上がり

*今回は柔らかいごぼうだったので2時間くらいで柔らかくなりましたが、煮れば煮るほど甘くなると言われていて、今回は3時間。

名前

中には50時間煮たというツワモノの記事も発見!まるでフルーツだったそう。

ごぼうを50時間煮てみた :: デイリーポータルZ (dailyportalz.jp)

 

ごぼうについて

ごぼうは8割が水分ですが、水溶性、不溶性両方の食物繊維。

不溶性食物繊維のリグニンには、がん予防の効果があるとされ、また水溶性食物繊維のイヌリンは血糖値の上昇を抑え、整腸作用も期待できます。

ただし、食物繊維が多いため消化はよくありません。胃腸の弱い方は控えめにされた方がいいかもしれません。(今回ご紹介した養生ごぼうは、歯がなくてもたべられるほど柔らかく胃腸への負担は少ないと思います)

 

中医学では、気(エネルギー)を補う、滞った気を巡らせる作用があり、疲れやすい方、気分が不安定な方に適していると考えられており、老廃物の排出や、風邪、便秘、動脈硬化の予防に効果があると言われています。

 

五味は甘(緊張を緩めてほっとさせてくれます)

五性は涼(身体を冷まし、鎮静、消炎の作用があります)

 

冷やす作用があるため、温めてくれる食材と合わせてバランスを取りましょう。

*温める食材…鶏肉、海老、にら、くるみ、にんにく、玉ねぎ、しょうが、鷹の爪、醸造酢など

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