夕飯(晩酌)を始めようとしたタイミングで夫から「帰るLINE」が届くと、待つべきか若干モヤる大口です。二人暮らしになると色々とタイミングがおかしなことになるのです。そんな時こそ、自分優先の考え方は大事だなと思います。 

母として

50代からの眠りを考える 

50代くらいの女性は、人生の中で最も「誰かのため」に頑張ってきた世代ではないでしょうか。
子どもが小さい頃は、夜中の授乳や発熱にそなえ、浅い眠りを繰り返しながらも、翌朝は平常運転で家事をこなし仕事へ。少し大きくなれば、習い事の送迎や学校行事、反抗期の子どもとぶつかりストレスを感じつつも頑張ってきた。気がつけば、「眠る=自分のケア」という感覚を忘れ、最小限の睡眠で毎日を回す癖が身についてしまった……そんな人も多いのではないでしょうか。
ようやく子どもの手が離れ、生活が落ち着いてきても良いはずなのに、なぜか疲れやだるさが抜けなかったり、眠りにつきにくかったりする。寝つけても、深く眠れない。目覚めた瞬間から体が重いと感じるのもこの世代が多いそうです。
それもそのはず。ホルモンの変化が起こる50代は、眠りが乱れやすくなる時期でもあるのです。それにもかかわらず、長年続けてきた “自分を後回しの生活リズム” を続けていては、体にも心にも知らず知らずのうちに負担をかけてしまいます。 

 

私もまさにそうでした。フリーランスだったために良くも悪くも夜中に仕事ができるので、徹夜して仕事をするということもしばしば。若い頃はそんなこともできましたが、今では全くもって無理だとわかっているので時間をうまく使い睡眠時間を確保するように努めています。 

 

眠りは心身の回復に欠かせない時間。夜ぐっすり眠れる人は、翌日をしなやかに生きられる。逆に、夜をなんとなくやり過ごしてしまうと、そのツケは体調や気持ちの揺らぎとなって表れてきます。
だからこそ、50代の眠りは “我慢から解放する眠り” に更新するタイミングでもあるのです。 

茶香炉

家族優先から “私優先” へ 

これまでの睡眠は、「家族の生活に合わせる眠り」だった人も多いと思います。 

でもこれからは、「自分を甘やかす眠り」に切り替えても良いと思いませんか? 

むしろその方が、50代の体と心は喜びます。 

 

たとえば、こんなことはありませんか? 

・家族の帰宅に合わせて夜更かししてしまう 

・夜遅くまで洗濯物の片付けなどの家事をしてしまう 

・夕食後もダラダラと家事が終わらない 

 

これらは全部、「私より家族」「今日のやるべきこと」を優先する行動と言えます。もちろん、それがいけないわけではないのですが、これからの睡眠は、「睡眠負債を返していくステージ」。毎日頑張ってきた人ほど、まずは優先順位をひっくり返す勇気を持ってみませんか。 


眠る前の30分を「私のため」だけに使うことで、睡眠の質は見違えるほど変わります。 

おすすめしたい夜のリセット習慣としてこんな思考を提案します。 

・夜家事は最低限でOK! 食器洗い、洗濯物の片付けは翌日でもいいと自分に許す。 

・寝室を好きな香りや音楽で満たす! 自分の好きを優先しましょう。 

・自分だけ先に布団に入る! 家族に合わせなくても良いのです。 

・眠れない時は、深呼吸だけでもOK! 目を閉じてリラックスするだけで休まります。 

 

先日、九州旅行をした際に泊まった宿が「お茶」をコンセプトにしていて、茶香炉でお茶を焚いていました。室内はもちろん、トイレにも置いてあり、この香りがなんとも自然で心地よく感じました。
茶香炉に使う茶葉は緑茶が一般的ですが、ハーブティーや紅茶、コーヒー豆でも良いのだそうです。これなら、カフェインを気にせず、好きなコーヒーの香りを楽しむこともできそうです。アロマも良いですが、お茶はより自然の香りで日本人にも合っているように感じました。
ちなみに、焚いた後の茶葉は、ほうじ茶風にお茶として飲むこともでき、逆にお茶を飲んだ後の茶殻は乾燥させてまた茶香炉で香りを楽しむこともできるのだそうです。なんともエコですね。 

そんな寝る前のひと時を自分なりの楽しみに変えれば、睡眠の質がグッと上がるわけですから、何か一つ見つけてみてはいかがでしょうか。 

 フェアリーエアパイルパジャマ

眠りを変えて、人生の主人公を取り戻そう 

夜の過ごし方を変えると、朝の体が軽くなり、気持ちに余白が生まれます。余白は、自分を大切にする心のスペースとなり、「後回しにしない私」へと変わっていきます。
そんな「私のための時間」を過ごすときにお供にして欲しいのが、「フェアリーエアパイルパジャマ」です。空気のように軽く柔らかい生地は自分時間を優しく包んでくれます。足首手首は冷気が入りにくいデザインで、寒い季節への変わり目にもおすすめです。もう少し暖かいものが良い方には、「グレイスエアパイルパジャマ」。同じシリーズで少し厚みがあります。どちらも、特殊な糸を使い、とことんふんわり柔らかでありながら、少しの伸縮性を持たせているため、寝返りしやすいのが特徴。それにより眠りが妨げられることがありません。
せっかく自分時間を作って心地よい気分で眠りについても、途中で何度も目が覚めてしまっては快眠につながりませんから、心地よく眠れるパジャマで「私のための時間」を過ごしてみませんか。 

眠りは未来の自分への投資。今まで家族に尽くしてきた自分を少し変えて、自分優先、自分を甘やかす時間を作り、家族にも自分にも優しい日々を過ごしていきましょう。 

  

あとがき 

今の我が家は夫婦二人の生活。夫の帰宅はいつもはっきりしないので、夕飯を待つことはありません(笑)
反対の立場になった時、変に待たれているとこちらも気を遣います。なのでお互いに、自分のペースで過ごすことにするようにしてからとてもスムーズです。
もちろん、連絡は取り合ってはいますが、50代以降、良い距離感というのは特に大事だと感じる今日この頃です。 

 

 

 

 

▶︎だから、からだ あたためる。 美肌温活部『温和』