突然ですが、みなさん「出産のお祝い」って、何をあげていますか?
おくるみ、おむつケーキ、ベビー服等、世の中にはたくさんの選択肢があって、悩ましいですよね。
「何をもらったら嬉しいか」「周りと被らないかな?」「何が本当に役立つ?」
自分に子どもがいないと、なおさらピンと来なかったり。
でも、最近の私はこんな風に思うことが増えました。
「やっぱり産後のママにこそ、プレゼントを贈りたい」と。
実はこの夏、妹が母になりました。
長い不妊治療を経て、ようやく出産を迎えた彼女の話を聞いて、私ははじめて“出産”というものの過酷さと尊さを、少しだけ知った気がします。
そんな産後ママに向けて、プレゼント探しを始めた姉の話を今回はお届けしたいと思います。
「赤ちゃん、かわいいね」より先に言いたかった言葉
彼女は、帝王切開での出産。
「かわいいね」も「おめでとう」も、もちろん伝えたかったのですが、まず私が言いたかったメッセージは…
「ほんとに、おつかれさま。無事で良かったです」という言葉でした。
「痛くて、立ち上がるだけでもしんどい」
「出産の痛みを分割して感じるような毎日」
ほんの数分、電話で話しただけでしたが、
妹からは、とにかく「しんどさ」がにじみ出ていて、思わず胸がキュッとなりました。
そんな妹の声を聞き、私はやっと気づいたんです。
出産って、“奇跡”や“感動”なんて、一言で語れるようなものじゃないんだ…と。
全身全霊の命がけ、まさに自分の身体を削るような経験なんだと。
帝王切開から1週間後の妹に聞いた話
私には、出産経験がありません。
だから正直、「何が本当に役に立つか」「何が本当に喜ばれるのか」よく分からないというのが本音でした。
でも、妹の話を聞いているうちに想像できたことがあります。
帝王切開のあとのカラダは、想像していた以上に大変だということ。
・起床で立ち上がるのもキツい
・お腹に力が入らないため腕と脚に頼って立ち上がるため、常に全身が痛い
・とにかくお腹が痛く、まるで出産の痛みを、毎日分割して味わってるような感覚
・睡眠不足
・何をしてもすぐに忘れてしまうマミーブレイン
・初めての事が多すぎて気分が全く落ち着かない
そんな言葉を聞いたときに、思ったんです。
「ああ、これは“癒し”とか“リラックス”っていうレベルじゃなく、“痛みのないウェア”が必要なんだ」って。
“先輩ママ”に聞いてみた
産後ママの体を気遣ったプレゼントを探す毎日。
私は、パジャマ屋IZUMMの先輩ママさんに相談してみました。
「一日中着替えないのが普通になると思うから、”パジャマすぎない”ルームウェアは嬉しいかも」
「夜中満足に眠れないだろうから、ベビーと一緒にお昼寝する際、部屋着でもパジャマ素材だったら嬉しいかもね」
「季節にもよるけど、授乳で上着をめくった時に背中が寒かったので、前開きになるものを着ていたよ」
と様々な角度からのアドバイスに、思わずうなずいてしまいました。
確かに来客デーもあるし、「寝起き感」や「生活感」を少し軽減したいものですよね。
・1日中着ていても心地よい肌触り
・パジャマすぎない見た目のルームウェア
・帝王切開のカラダにノンストレス
そんなアイテムを探しに行こう、と私は決めたのです。
「自分のことなんて、後回し」になってしまうから…
妹のリアルな話を聞いていて、思ったんです。
産後って、“自分のこと”を忘れてしまうくらい、赤ちゃんが最優先の毎日。
「やっとかわいい赤ちゃんに会えて嬉しいけど、クタクタ」。
赤ちゃんの安全を守る、24時間体制の任務。
寝不足でヘトヘトで、体もボロボロ。
気が休まる瞬間が無いのです。
だからこそ、「あなたのカラダも大切にしてね」というメッセージを込めたプレゼントを贈りたいなと思いました。
出産祝いは、ママに「ささやかな時間」をそっと贈ろう
パジャマ専門店の、とある1枚。
ゆったりしていて、肌触りがやさしくて、1枚でさらっと着られるタイプ。
胸元は、カシュクールデザインで授乳もラクラク、下着なしでも透けない・見えない安心設計◎
これを見た瞬間に、私はピンときたんです。
まさに、産後ママにとって「心地よい時間」をつくってくれそうだ…!と。
柔らかなゴムが胸下にあるから、お腹も締め付けないタイプ。
特に帝王切開後のママにとっては、体への負担がぐっと減るのではないでしょうか。
そんな「やさしいパジャマ」を通じて、妹に、ささやかなひとときを届けられたら良いなぁと思っております。
赤ちゃんがようやく眠りについた10分間、淹れたてのお茶を一口飲んで、深呼吸をひとつでもできたら…
そんな一瞬が、ママの体と心をそっと整えてくれるんじゃないかなと思います。
出産祝いを考え中の方は、よかったらチェックしてみてくださいね。
このコラムでは、同世代の皆さんが抱える「30代を生き抜く悩み」や「睡眠」をテーマに、私自身のリアルな体験談や、等身大の解決策をお届けします。
ぐっすりと深い睡眠を取ることは、私たちにとって「毎晩無料で受けられる最高級のオーダーメイドエステ」、あるいは「ベッドで憧れのイケメン俳優が優しく甘く癒やしてくれる」位のパワーに匹敵するのだとか…!
『睡眠が変わると、人生が変わる』
そんな気づきを、ゆるやかに感じてもらえるようなコラムにしたいと思っています。
クスッと笑えたり、皆さんの日常に何か少しでもヒントになったら嬉しいです!