エアコンを上手に使って涼しく過ごそう。夏の快適クーラー実践編

2021.07.01

エアコンを上手に使って涼しく過ごそう。夏の快適クーラー実践編

前回は、 夏を快適に過ごすためのエアコンの冷房術 についてお話ししましたが、今回はその続きとして実践編♪

 

エアコンを使うとき、更に涼しく効率的にするためにはどうしたらいいのか、いろいろな角度からお話していきたいと思います。

 

節約につながるエアコンの使い方

エアコンをつけている時にはクローゼットを開けておくのがオススメ

 

エアコンを使うと暑い夏も涼しく気持ちよく過ごせますが、その時に気になるのがやっぱり電気代。電気代を気にしすぎても快適には過ごせませんが、できるだけ節約を心がけたいですよね。そこで、節約につながるエアコンの上手な使い方を紹介します。

 

エアコンをつけている時には、できるだけクローゼットや戸棚、押入れなどの戸は開けておくのがおすすめ

クローゼットや戸棚の中に暖かい空気がこもったままだと、夜にエアコンを切った後に暖かい熱が放出されて、せっかく冷えた空気をキープできなくなってしまうんです。

 

また、クローゼットを閉めっぱなしにしておくと特に梅雨のじめじめした季節や湿気の多い夏場はクローゼットの中にカビが発生しやすくなってしまいます。

 

そこで、エアコンをつけている時にクローゼットの扉を開けておけば、クローゼット内を乾燥した状態に保つことができるというメリットもあるのです。

 

帰宅したら、まず窓を全開して部屋の換気

一日中外出していて帰宅すると、夏の室内はかなりの暑さになっていますよね。その時に暑いからとすぐにエアコンをつける方も多いと思いますが、ちょっと待ってくださいね。

 

まずは窓を全開して部屋の換気をしましょう。

 

熱がこもったままの部屋の温度を下げようとする時、エアコンは多くの電力を使うため電気代が増える原因になります。

 

室内にこもった熱い空気を外に出して換気するだけで節電になるので、帰宅後はまず室内の空気を入れ換える習慣をつけてくださいね。

 

サーキュレーターで空気の循環

サーキュレーターで空気の循環

なかなか室内が冷えないからとエアコンの設定温度を下げるよりも、まずは扇風機やサーキュレーターを使って室内の空気を循環させてみましょう。

 

エアコンの冷えた空気は下の方にたまりがちです。

 

エアコンの設定も、温度を下げるよりも風量を強くする方が涼しく感じられるようになり、節電になります。

エアコン効率化のために気をつけたいこと

せっかくエアコンをつけていても、部屋を暑くしてしまう原因が多ければ部屋を冷やすために、余計な電力を使うことになってしまいます。

直射日光はできるだけ遮る

直射日光はできるだけ遮る

夏の強い日差しが室内に入らないように遮光カーテンやブラインドを使って日差しを遮ると室内の温度が下がります。

日本古来のよしずやすだれは、見た目にも涼しいのでおすすめです。

また、窓全体にネットを張り巡らせてツル植物を絡ませたグリーンカーテンは、日差しをさえぎり、植物の蒸散作用で空気を冷やす効果もあるので、ガーデニングが好きな方はチャレンジしてみては?

 

家具の配置もポイント

室内にも注意したい点があります。

背の高い家具をエアコンの吹き出し口の近くに置いてしまうと、冷気が遮断されてしまうことになり、効率が悪くなってしまいます。

家具を配置する場所は、エアコンの吹き出し口から離れたところにしましょう。

 

エアコンや室外機の掃除

最後にいちばん大切なこととも言えますが、ついつい忘れがちなのが、エアコンの掃除です。

エアコンのフィルターには意外とホコリがたまりやすいものです。

 

できれば2週間に1度の割合でエアコンフィルターに付いたホコリを取り除くようにしましょう。

エアコンや室外機の掃除

また、エアコン室外機の状態はどうなっていますか?

 

室外機が汚れているとエアコンの運転効率が下がるばかりでなく、カビや汚れた空気が室内に入ってきてしまい、身体によくありません。

 

暑くなり始める少し前、エアコンを使う前には室外機の掃除をしましょう。

 

また、室外機に強い日差しがあたると、部屋を効率よく冷やすことができません。
もしも日があたる場所に室外機がある場合はすだれなどで日よけ対策をするといいですね。

 

 

 

さらり涼しい夏の夜 夏向きパジャマ

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