夜中に起きる。歯ぎしりする。怖い夢を見る。原因はすべて「脳からの命令」。

2021.07.05

夜中に起きる。歯ぎしりする。怖い夢を見る。原因はすべて「脳からの命令」。

さて、、、、

 

この「ネルマガ(nerumaga)眠りと健康のWebマガジン」での私の連載。

 

残すところ今回を入れて2回となりました。

 

あっという間の半年間だったように思います^ ^

 

「サンナナサロンの晴代さん」

 

っていうふうに皆さんには認識していただいていると思うのですが、実は私は株式会社MEETSHOP(ミートショップ)という会社の代表取締役をやっています。

 

ミートショップ??

 

と言ってもお肉屋さんではありません。笑

 

私たちMEETSHOPは、サンナナサロンを始めたくさんの事業をやっています。

株式会社MEETSHOPの事業内容 事業内容 「37度の世界を創る®︎」

私たちはぶっちゃけ(笑)どんな方法でも構わないので!

 

とにかく皆さんに「健康は楽しい♪」と思えるようになって頂きたいと思っています。

 

そのきっかけを出来るだけたくさんの人にご提供したいと思っています。

 

だから、サンナナサロンのお客様にだけではなく一般の会社で働く皆さん向けに、体質改善のための勉強会なんかをご提供したりしています。

 

MEETSHOPは大阪の会社なので関西の大きな企業さんには結構たくさん採用していただいています。

 

私たちらしく分かりやすく!「健康は楽しい♪」と気付ける機会をさまざまな方法でお届けしています。

池田泉州ホールディングス 株式会社MEETSHOP サンナナサロン 「食べる」ファスティング 体質改善プログラム 3期生 株式会社MEETSHOP

そんな私たちが2021年になってスタートさせたのが、、、

 

「オンライン体質改善プログラム」です。

 

完全オンラインで!サンナナサロンのお客様や企業さま向けに提供しているサービスをご提供するものです。

 

一番最初に始めたのは「食べるファスティング」15日間プログラム。

 

ファスティング=断食なのに食べるの??

 

って思っちゃいますよね。笑

 

実は、、、

 

めっちゃ食べるんです。笑

 

こんな感じ

食べるファスティングのメニュー

でもその結果、、、、

 

めっちゃ体調はよくなるし、それに、けっこう痩せるんです!

 

2021年にスタートして今まで20チームほどで「オンライン体質改善プログラム」をやってきましたが、だいたい皆さん平均して15日間で2〜4kgは痩せているように思います。

 

そんな「オンライン体質改善プログラム」も最近は、

 

●「食生活チェック」15日間プログラム
●「腸活(ちょうかつ)」15日間プログラム
●「睡眠改善」15日間プログラム

 

といったバリエーションが生まれてきました。いずれもお客様にはご好評をいただいています^ ^

 

特に、、、

 

「睡眠改善」15日間プログラムはお客様の声から生まれました。

 

・朝までぐっすり眠れない…
・夜中にどうしても目が覚めてしまう…
・朝に起きてもスッキリしない…
・昼間に耐えられない眠気が襲ってくる…

 

このような声をたくさん頂いたのです。

 

皆さん、、、

 

実は、睡眠にかんする悩みを持っておられたんですよね。

睡眠の悩み

前回の復習:睡眠の悩みには5パターンある

さて、ここで前回の復習です。

 

前回は【「睡眠の悩み」5パターン】についてまとめさせて頂きました。

 

ここでもう一度復習しておきます。

 

 

悩み①:なかなか寝付けない
 
悩み②:夜中に何度も起きてしまう
 
悩み③:朝にスッキリ起きれない
 
悩み④:いくら寝ても疲れがとれない
 
悩み⑤:昼間に眠くて眠くて仕方ない

 

 

①は、「さー、寝よう」とお布団に入ってもなかなか寝れないこととか。寝つきが悪く何度も寝返りをうってしまう。

 

②は、夜中に何回も目が覚めてしまう。トイレに行きたくなるとかではなくて、とにかく朝までぐっすり熟睡できない。

 

③は、明け方に寝てるのか起きてるのか分からない状態で脳だけが動き出してしまいカラダがすっきり起きられない。

 

④は、睡眠時間はたくさんとっているんだけど、朝に起きたときに全く疲れが取れていない。

 

⑤は、昼食後や夕方に耐えることが出来ないほどの眠気が襲ってくる。その結果、コーヒーやエナジードリンク、糖質の多いチョコレートが無性に口に入れたくなってしまう。

睡眠

私たちサンナナサロンでは上記の5つに悩みを分解して考えています。

 

そして前回の連載では①についてをご説明しましたので、くわしくはこちらをご覧になっていただければと思います。

 

今回は、、、、

 

【悩み②:夜中に何度も起きてしまう】について考えてみたいと思います。

なぜ夜中に起きてしまうのか?原因は「脳のエネルギー不足」

結論から言いますね。

 

●夜中に何度も目が覚める

 

●歯軋り(はぎしり)をして目が覚めることがある

 

●怖い夢をみて目が覚めることがある

 

寝ているあいだにこのような体験をする人は…同じ「原因」を持っている可能性があります。

 

その「原因」とは、、、、

 

脳のエネルギー不足です。

夜中に起きてしまう原因は「脳のエネルギー不足」

順番に説明していきますね。

 

まず、、、

 

私たちの脳が正常に動くためには「エネルギー」が必要であることを分かってください。

 

脳のエネルギーって?

 

答えは糖分(ブドウ糖)と酸素です。

 

脳はエネルギー不足になると正常に動けなくなってしまいます。正常に動けなくなった脳はさまざまな「SOSサイン」を出します。

 

例えば、私たちは集中力が切れてしまった時に、欠伸(あくび)をよくしますよね。

 

欠伸(あくび)は一般的に「脳の酸欠」と言われています。

 

 

集中する

たくさんエネルギーと酸素を使う

酸素不足になる

欠伸(あくび)をすることで深呼吸する

 

 

このようなイメージです。

猫の欠伸 欠伸(あくび)は一般的に「脳の酸欠」

次に、、、

 

脳に、糖分と酸素を送るのが「血液」であるということを分かってください。

 

私たちのカラダの作りはシンプルです。

 

口から、食べ物と酸素を取り入れます。

 

(食べ物は消化吸収という仕組みを通して、酸素は呼吸という仕組みを通して)

 

食べ物は胃腸で消化吸収され栄養素となり、血液に乗せてカラダの各所に送られます。

 

酸素は肺で血液に吸収され、心臓というポンプ経由してカラダ中の細胞に送られます。

 

(血液に含まれる酸素が少ない状態のことを「貧血」と呼ぶことは以前の記事でも説明しました)

 

ポンプによって送り出された血液。

 

その血液には、、、

 

「糖分と酸素」=「脳のエネルギーになる物質」

 

が、含まれているわけです。

心臓の模型 心臓というポンプから送られる血液には「糖分と酸素」=「脳のエネルギーになる物質」が含まれている

脳がエネルギー不足とは?酸素を増やすことはできないので糖分を増やそうとする

さてここで、、、

 

「エネルギー不足になった脳」がどういう対処をしようとするか?

 

ということを考えてみようと思います。

 

 

●糖分…血液中に含まれる

 

●酸素…血液中に含まれる

 

 

このことは先ほどご説明しました。

 

エネルギー不足になった場合、血液中の糖分と酸素を増やすことが出来れば何の問題もないわけです。

 

ところが、血液中の酸素の量はヘモグロビンが運ぶ量が決まっていますので簡単に増やすことは出来ません。

 

(「ヘモグロビン=カート」であることは以前の記事でもご説明しました)

 

じゃあ…どうするか?

 

血液中の糖分の値を増やすしかないんです。

 

血液中の糖分の量を増やす??

 

そんなこと出来るの??

 

答えはYESです。

 

私たちのカラダは「血糖値(けっとうち)」を上げることで血液中の糖分の量を増やすことができるんですよね。

脳のエネルギー不足を解消するために血糖値を上げる

ここまでの復習です。

 

 

・脳が動くにはエネルギーが必要

 

・脳のエネルギーは「糖分」と「酸素」

 

・血液中の酸素の糖分の量が「血糖値」

 

・血糖値を上げることで血液中の糖分の量は増やせる

 

 

そして脳はエネルギー不足になった時、、、、

 

脳はカラダに命令して血糖値を上げることで脳にたくさんのエネルギー=糖分を送ろうとするんです。

目が覚める=血糖値を上げるための脳からの命令!

さてここで最初に戻って、、、

 

なぜ夜中に目が覚めてしまうのか?ということを考えてみましょう。

 

答えは、、、

 

「目を覚ますことで血糖値を上げたいから」です。

 

順番に説明しますね。

 

私たちのカラダは刺激を受けると「アドレナリン」という物質を分泌するように出来ています。

 

あー!アドレナリン出っ放し!

 

ジェットコースターが大好きな人はそのように叫んでいるかもしれません。笑

ジェットコースター アドレナリン

●スピードや風などの刺激

●アドレナリンが分泌

 

という感じです。

 

そしてこのアドレナリンが出ると私たちのカラダは血糖値が上がります。

 

血糖値が上がると、、、

 

脳にたくさんのエネルギーが送られて脳が元気になるわけです。

 

もう分かりましたよね^ ^

 

夜中に目が覚めるということは脳がエネルギー不足に陥っている可能性があります。

 

エネルギー不足というのは(脳の)血糖値が下がっている状態です。

 

血糖値が下がって耐えられなくなった脳が「血糖値を上げてくれ!」と命令を出すわけです。

 

どうやって血糖値を上げるか?

 

カラダに刺激を与えてアドレナリンを分泌させるのです。

 

ではどうやって?刺激を与えるか?

 

寝ているカラダに出来ることが限られています。

 

目を覚ますこと(目から入ってくる刺激で血糖値が上がります)、歯ぎしりをすること(強く食いしばることはそれ自体が刺激です)、怖い夢を見させること(怖い夢を見たら心臓バクバクしますよね)、などです。

インスリン=血糖値を下げる アドレナリン=血糖値を上げる

まとめ

実は、、、

 

このような夜中に血糖値が下がる状態は「血糖値スパイク」といって最近はNHKスペシャルなどでも特集が組まれています。

 

血糖値スパイクというのは下の図にありますように、日中を通して血糖値が乱高下しているような状態です。

24時間を通して血糖値が乱高下している 「血糖値スパイクは心臓疾患の原因」(NHKスペシャルより)

ですので、、、

 

【悩み②:夜中に何度も起きてしまう】という悩みに関しては、血糖値スパイクの症状を改善し血糖値のカーブをなだらかにすることで改善することができます。

 

どうやって血糖値スパイクのカーブを改善しなだらかに出来るか?

 

これはもう、体質改善、です。

 

ご自身の食生活を中心とした生活習慣をしっかり見つめ、自分に合った体質改善にじっくり取り組むこと。

 

そのことで、血糖値スパイクの症状は改善することが出来ると私たちは考えています。

 

(それが私たちの「睡眠改善プログラム」のまさに中心となる考え方です)

 

 

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■ 貧血にお悩みの方のための情報サイト「貧血.jp」

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